自律神経の乱れ?眠れない・疲れが抜けないときに知っておきたいこと
2026.10.01
こんにちは、
世田谷区奥沢・大田区田園調布・目黒区自由が丘エリアのはり・きゅう・マッサージ治療院THE DiME(ザ ダイム)です。最近、当院では「自律神経が乱れているのでしょうか?」というご相談が増えています。

「なかなか眠れない」「朝早く目が覚めてしまう」「寝ても疲れが抜けない」「食欲がない」「身体や筋肉がずっと張っている」など、お悩みはさまざまです。
こうした状態には、睡眠、食事、運動量、仕事や生活環境、精神的な緊張など、いくつもの要因が関係している可能性があります。
そのため、「自律神経の乱れ」と一つの原因に決めつけるのではなく、まず現在の身体の状態を確認することが大切だと考えています。
自律神経と疲労の状態を測定
当院では、高精度自律神経測定器「CondiView」を使用し、心拍の変化などから現在のコンディションを確認しています。
心拍変動(HRV)とは、心臓が一拍ごとに少しずつ異なる間隔で動いていることを利用して、身体の状態を確認する指標の一つです。
測定すると、疲労度が高く、心拍の変化が少ない状態がみられる方も少なくありません。
ただし、測定結果だけで病気や原因を判断するものではありません。
「今の身体がどのような状態なのか」を確認するための一つの目安として活用しています。
大切なのは「測定して終わり」にしないこと
自律神経の状態を確認したら、次は日常生活を見直していきます。
たとえば、
・無理のない有酸素運動
・食事や食事時間の見直し
・軽いエクササイズ
・睡眠環境の調整
・必要に応じた鍼施術
などです。
疲労が強いときには、いきなり激しい運動をする必要はありません。
散歩などの軽い有酸素運動から始めたり、呼吸を意識したエクササイズを取り入れたりするなど、現在の状態に合わせて無理なく取り組むことが大切です。
自律神経へのアプローチとしての鍼
当院では、開業以来一貫してトリガーポイント鍼療法を行っています。
トリガーポイントとは、筋肉の中にできる、押したときに痛みを感じたり、関連する場所に痛みを感じたりすることがある部位のことです。
肩こりや腰痛など、筋肉の緊張や痛みが気になる場合には、状態を確認しながらトリガーポイント鍼療法を行います。
一方、自律神経の状態が気になる方には、醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)という鍼の方法を用いることがあります。
醒脳開竅法は、頭部や手足などの特定のツボを組み合わせて刺激する方法です。
当院では、自律神経の状態を考える際の一つのアプローチとして取り入れています。
鍼の前後で身体の変化を確認する
当院では、鍼施術の前後でCondiViewによる測定を行うことがあります。
実際に測定していると、施術後に心拍数や心拍の変化、自律神経に関する数値が変化するケースがあります。
ただし、その変化の出方には個人差があり、すべての方に同じ変化が起こるわけではありません。
また、測定値が変化したことだけをもって、「自律神経の不調が改善した」と判断することもできません。
そのため当院では、鍼だけに頼るのではなく、運動・食事・睡眠・休養などの日常生活と鍼施術を組み合わせながら、身体のコンディションを整えていくことを大切にしています。
「自律神経が乱れているかも」と感じたら
眠れない、朝早く目が覚める、疲れが抜けない、食欲がない、身体の緊張が続く。
このような状態があると、「自律神経が乱れているのでは?」と考える方も多いと思います。
ただ、身体の状態は睡眠や食事、活動量、仕事、生活環境などによっても変化します。
だからこそ、まず現在の状態を知る。
そして、できることから少しずつ生活を整えていく。
その中で、運動や食事の見直し、軽いエクササイズ、そして鍼施術などを一つの選択肢として取り入れていくこともできます。
「最近、疲れが抜けない」
「眠りの質が気になる」
「身体の緊張がなかなか抜けない」
そんなときは、一度ご自身の身体の状態を確認してみてはいかがでしょうか。
THE DiMEでは、お悩みを丁寧に伺い、測定結果や身体の状態も確認しながら、一人ひとりに合わせたコンディショニング方法を一緒に考えていきます。
《この記事の監修者》
小井手 智啓(こいで ともひろ)
はり・きゅう・マッサージ治療院 THE DiME 院長
学生時代より鍼灸接骨院や整形外科にてスポーツ外傷の鑑別・施術を学ぶ。国家資格取得後は病院勤務を経て、トリガーポイント専門の鍼灸院にて5年間臨床経験を積む。2013年世田谷区奥沢に「はり・きゅう・マッサージ治療院 THE DiME」を開業。
2016年には朝日新聞出版より『さする&伸ばすで痛みを解消 筋膜ストレッチ』を監修。当時主流だったフォームローラーなどで患部に強い圧をかける手法とは一線を画し、優しく触れる・伸ばす(ズラす)アプローチによる独自の筋膜リリースを発信。
2023年には院内にトレーニングルームを併設し、運動療法を本格的に導入。一般の患者様からトップアスリートまで幅広く動きの改善をサポートしている。院内での施術の他、後進の育成や講師活動にも精力的に取り組む。