機能神経学について
NEUROLOGICAL FUNCTION

機能神経学について

機能神経学は、脳と神経系に働きかけ、「身体」と「心」のバランスを改善するアプローチです。
あなたの症状や状態に合わせたエクササイズやトレーニングを行い、脳の本来の力を引き出すことで、自然な回復力を高めます。
毎日のストレスや長時間のデスクワークで、「不良姿勢」や慢性的に「疲労感」を感じていませんか?
また、「集中力が続かない」「物忘れが増えた」「痛みがなかなか取れない」といったお悩みを抱えている方も多いはずです。
そして、アスリートであればもっと上のパフォーマンスを手に入れたいと思っているはずです。

そんな時こそ、機能神経学を取り入れたエクササイズやトレーニングがとても役立ちます。

◾️機能神経学で期待できる変化

【姿勢やバランスの改善】 姿勢の改善で、日常の動作が楽になる。

視覚やバランス感覚を調整し、体の安定感が増します。 長時間のデスクワークで崩れた姿勢が改善され、肩や首のこりが緩和されます。また、バランス機能が強化されることで、めまいやふらつきが改善し、日常動作における安定性が向上。

【記憶力や集中力の向上】 集中力や記憶力の向上で、仕事や勉強がスムーズになる。

認知機能が活性化され、仕事や学習の効率がアップ。 特に、年齢に関わらず、注意力や短期記憶が改善されることが多いです。

【慢性的な痛みの緩和】 慢性的な痛みの軽減で、体が軽く感じられる。

視覚やバランスを司る部分に刺激を与えることで、痛みの信号処理を正常化し、腰痛や肩こりといった慢性的な痛みが軽減。

【ストレス緩和】 感情の安定やストレス軽減で、心身がリラックスする。

自律神経のバランスが整い、不安感やストレスが和らぎます。日々の生活において、よりリラックスした状態を保つことができ、心が安定します。

これらの効果を実感した方が、すでに多くいらっしゃいます。

◾️実際に何をするの?

機能神経学では、脳と神経系にアプローチし、個々の症状に合わせたエクササイズやトレーニングを行います。 具体的には、以下のようなトレーニングを処方します。

視覚トレーニング
視覚トレーニング

目で特定の物体を追いかける「視覚追跡運動(パスート)」や眼球の動きを使ったエクササイズ(サッケード、ゲイズ)などを行います。 これにより、脳の視覚系とバランス機能を強化します。

バランス強化エクササイズ
バランス強化エクササイズ

片足立ちや直線の上を歩くビームウォーク、姿勢を維持するためのエクササイズを通して、小脳や前庭系(バランス感覚を司る部分)を活性化し、転倒リスクの低減、アスリートであればパフォーマンスアップを目指します。特に、頭の動きや回転を伴うトレーニングでは、前庭系が強く刺激され、より良い姿勢と動作の安定を促します。

記憶力・集中力向上トレーニング
記憶力・集中力向上トレーニング

短期記憶を鍛えるための認識ゲームやリズムに合わせた簡単な運動、その他に色や言葉の認識機能を刺激した「ストループテスト」のようなヴィジョントレーニングなどを取り入れ、脳の前頭葉や海馬を刺激します。

呼吸法とリラクゼーショントレーニング
呼吸法とリラクゼーショントレーニング

呼吸のリズムや姿勢を変えながら、脳の自律神経系と感情を司る部分(辺縁系)をリラックスさせストレスの軽減にもつなげます。また、呼吸を通じて脳幹の働きを調整し姿勢改善にもアプローチします。

◾️脳機能のどこを狙っているのか?

脳機能のどこを狙っているのか?
機能神経学的アプローチは、特定の脳機能に的確に働きかけ、次の領域を主にターゲットにしています。
小脳

小脳は、バランスや運動の調整、細かい動作(巧緻動作)の調整を担当しています。
そして前庭系を使ったトレーニングで、小脳の働きを高め、体の動きをスムーズにします。その他にも股関節、肩関節の安定性にも関与しています。スポーツをしている方には必ずアプローチしたい部分です。


前庭系

前庭系は、頭や体の動き、重力感覚を調整する領域であり、バランス感覚の要となる部分です。頭の動きや回転を伴うトレーニングを通して、この領域を刺激し、姿勢や動作の安定、めまいの軽減が期待できます。足の着地も前庭器官が関与していることが多く「膝痛」「腰痛」「首痛」にも関係してきます。


前頭前野

集中力や計画性、感情のコントロールに関わる前頭前野を刺激することで、集中力や判断力が向上します。また、感情の安定にも影響を与えるため、ストレス管理にも効果的です。
動かそうと思っている部分を「思い通りに」正確に動かすにはこの機能は欠かせません。>


海馬

記憶を司る海馬に働きかけるトレーニングを行うことで、記憶力が向上し、日常生活での物忘れが減ることが期待できますし、空間認識にも関与しているとの研究もありますので、スポーツ選手は押さえておきたいところですね。>


辺縁系と自律神経系

感情やストレスをコントロールする辺縁系とリラックスや集中を助ける自律神経系に働きかけるエクササイズは、心身ともに落ち着いた状態を作り出します。>


脳幹

脳幹は、生命維持機能や自律神経系を司る重要な領域です。
呼吸や目、舌の運動などで脳幹に働きかけ姿勢を調整することで、ストレスの軽減や自律神経の改善を目指します。
特に、呼吸のリズムを整えるトレーニングで脳幹の働きを最適化し、心身のリラックスを促進します。>


このように、機能神経学は脳と神経系のさまざまな側面に働きかけ、「身体」と「心」の健康をトータルサポートします。

私たちの提供する機能神経学的アプローチは、専門のスタッフがあなたに最適なプランを考え、楽しく続けられるトレーニングを提供します。 無理なく効果的に進められるため、どなたでも気軽に始めることができます。

興味がある方は、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの体験が、きっと新しい健康の扉を開く第一歩となるはずです。

機能神経学で、今までの悩みから解放され、新しい自分に出会いましょう。

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